唐獅子・鯱・鴟尾
■唐獅子(からじし)
その姿、形から邪気や邪鬼を祓い災難を避けて、福を得られる縁起物としてまた、大きな口で火を吹き消す火除けの縁起物として神社等の屋根に飾られます。唐獅子にも阿と吽があります。
特注品の製作例
復元唐獅子001 | 復元唐獅子002 | 復元唐獅子003 |
創作唐獅子004 | 創作唐獅子005 | 復元唐獅子006 |
復元唐獅子007 | 創作唐獅子008 | 創作唐獅子009 |
復元獅子噛み010 | 復元獅子付き鬼瓦011 | 創作唐獅子012 |
復元唐獅子013 | 復元唐獅子014 |
■鯱(しゃち)
鴟尾が変化したものとか、雨をよく降らす想像上の海魚などと言われ、防火のまじないまたは水難を防ぐとして寺院に使われました。その姿がいかにも勇ましいので、桃山時代頃からは城の天守や櫓や門などの棟を飾るようになり、地方によっては住宅にも使われるようになりました。
特注品の製作例
創作鯱001 | 創作鯱002 | 復元鯱003 |
復元鯱004 | 復元鯱005 | 復元鯱006 |
■鴟尾(しび)
鬼瓦は、棟の端に据えて棟の切り口を隠す為、また装飾を目的とした瓦ですが、飛鳥時代に建てられたわが国最古の寺院である飛鳥寺や四天王寺からは、各種の古代瓦や、鴟尾の残片が出土していますが、鬼瓦は出土していません。このことから、瓦伝来の当初では、主要な建物の大棟には鴟尾が使われていたことがわかります。鴟尾の起源については現在のところ定説はないのですが、破邪と防火を意味するものらしく、大棟以外に使われることはあまりありません。現在見られる最古の鴟尾は唐招提寺金堂西側のもので、奈良時代の創建当時のものが、平成の大修理が行われるまで、実際に屋根に上がっていました。
特注品の製作例
鴟尾3尺8寸 |
■帆立(ほたて)
鯱のように、鬼瓦の際に据える装飾で、船の帆を縁起物としてアレンジしたものですが、帆以外に浪模様や雲、蔓若葉など様々なデザインが見られます。
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